転職を考える理由に、収入アップもよく挙げられます。
収入は生活に直結することなので、現職で満足のいく収入が得られていない場合は転職するのも賢明な判断だといえます。
収入重視なら正社員の求人を探しつつ、ボーナスの支給の有無と支給額の確認は欠かせません。
ボーナスは給与のように法律で定められたものではないため、支給の有無と支給額については企業側の判断・実績によります。
現時点でボーナスの支給が十分にあっても、次回の支給時期までに急激に業績が落ち込んだ場合は予告なく支給がストップすることもあり得るのです。
そのため、ボーナスをローンの支払いなどにあてる予定を組むのはリスクがありますが、臨時収入という感覚でいれば安心です。
寸志ではなくボーナスとして月給の数ヶ月分を支給されるとしたら、少しの臨時収入ではなく大幅な収入アップにつながります。
ボーナスの支給は経済的な部分が潤うだけでなく、気持ち的な余裕にも影響します。
正社員という雇用形態を変えず、収入の面で今の状況を変えたいと思うなら、現時点でボーナスの支給がある会社を選ぶのが必須です。
ボーナスは、経営基盤が整った企業であれば多くの場合支給している傾向です。
たとえばUターン転職などで地方にある支店に転職する場合は、運営母体の業績や経営状況などに注目してみると分かりやすいです。
もしも自分でそこまで調べる余裕がなければ、正社員の転職に強いエージェントに頼るのも一つの手段です。
取り扱っている企業の状況を詳細に把握しているので、スタッフにボーナス重視ということを伝えると安心できる企業をピックアップしてもらえます。